レベルアップの瞬間を自覚するというのはなかなか難しいものですが、その瞬間は確実に存在しているものではないかと思います。
ここまでのレッスン・また今日までの音楽生活で多くの壁にぶつかり、悩むことがあったと思います。実はそれがレベルアップの瞬間であり、経験を積んで向上している瞬間なのではないでしょうか?
そこで思い出してほしいのは、初めて何かをやりたいと思った時のことです。ギターを弾きたい。車を運転したい。海外に行ってみたい。等なんでも構いません。その時は「こんなことが出来たら」「あんなことが出来たら」と夢を膨らませていたのではないでしょうか?
そして、いざ初めてギターを弾いてみようとしたときに、「こんなに難しいのか!」「なんでそんな風に弾けるの?」等色んなことを感じたに違いありません。人によってはとても大きな壁に感じたことでしょう。ですがそれは「弾きたい」と思っていただけの段階から、実際に「弾いた」という段階へ変わって行ったことにより発生した感情なのです。それはどんな人・どんな事柄に対しても共通の流れではないかと思います。
つまりレベルアップの先が見えているからこそ、難しいと感じる出来事が訪れ、それに対して悩むことも試行錯誤することも、レベルアップの一環なのです。
目の前に壁が現れたときに、「これでまた自分はレベルアップができる!」と嬉しくなれると楽しいですよ。
自分自身を信じましょう!
早乙女ギター教室 早乙女浩司
0コメント