ギター・ベース・ボーカル・ピアノ。どんな楽器・音楽を始める場合も「独学」で頑張れるのか?「教わる」ほうがいいのか?といった問題で心が揺れ動くことがあるかもしれません。
ですがこの問題は、「独学」か「教わる」かのどちらがいいのか優劣を付けようとしては、なかなか解決ができません。解決には、
「独学」のメリット・デメリット
「教わる」のメリット・デメリット
を理解する。ということが重要なのかもしれません。
それを理解していれば、
両方のデメリットとは、最小限の関わりに留め
両方のメリットを最大限に生かす
ということが可能になってくるものと思います。
例えば多くの方がネックとなる、金銭的な問題を起点として考えを深めてみましょう。
「独学」の場合はレッスン料はかかりませんので、それだけを見ると金銭的な負担は少なく済むでしょう。レッスン料がかからない分、楽器や機材などに資金を当てられるかもしれません。
ですが、「独学」の場合は
楽器や機材を買うという行為も「独学」
なのです。どんな楽器・機材を買ったら良いのか分からず、自分に必要な要素をクリアした楽器・機材を買うことに失敗してしまうかもしれません。するとまた別の楽器・機材を買ってみたりと、お金はかかる一方です。
「教わる」場合はその様な失敗はしなくて済む為、効果的な楽器・機材を揃えることが出来るでしょう。しかもなぜその楽器・機材なのかという理由もしっかり教えてくれるはずです。
ただその「失敗した」という経験は「独学」でなければ手に入れることはできないかも知れません。
要するに
「独学」→「レッスン料がかからない」→「楽器・機材に資金が当てられる」→「独学なので購入に失敗することがある」→「楽器・機材への負担がかさむ」→「 」→・・・
「教わる」→「レッスン料が発生する」 →「楽器・機材への資金が減る」→「自分に効果的なものを教えてもらい、購入することが出来る」→「楽器・機材への負担は少なく済む」→「 」→・・・
といった様に考えを深めていくと、メリットとデメリットが何度も入れ替わっていくのです。
今回は金銭的な問題を考えてみましたが、
時間
技術
楽器
精神
などにおいても、同じ様な結果となるでしょう。
その全てにおいてメリットとデメリットをしっかりと理解し、どの部分を活用していくのかを選択できれば、
両方のデメリットとは、最小限の関わりに留め
両方のメリットを最大限に生かす
が可能になり、充実した音楽生活を送ることが出来るかも知れません。
そんな充実した音楽生活のサポートができる音楽教室でありたいと考えております。
Koji Soutome Music Room 早乙女ギター・ウクレレ教室
講師 早乙女浩司
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